こんにちは!日本刺繍風花の西野ふう香です。
久々の道具紹介シリーズ、今日は、はさみについて書いていきます。
はさみ
刺繍用のはさみがあります
日本刺繍の糸を切る時は、にぎりばさみを使います。
一般的なものでも良いのですが、刺繍用のはさみというものもあります。
レアなので、手芸屋さんなどでは置いていないかもしれません。
私は有楽町にあった刃物屋さんでたまたま見つけて購入しましたが、そのお店はすでに閉店してしまいました😢
お値段は忘れてしまいましたが、普通のはさみとそれ程変わらないお値段だったと思います。
上の写真の、左が刺繍用のはさみ、右が普通のはさみです。
大きさ・色の違いがありますが、それ以外に、普通用・刺繍用の違いを見分けるポイントがあります😊
この写真はちょっと分かりにくいですが…どこか分かりますか?
普通のはさみと刺繍用のはさみの違い
正解は…
この、刃と持ち手の境目です。
横から見ると…
こちらは普通のはさみ。
刃から持ち手に変わる部分に段差がありますね。
一方、刺繍用のはさみを見てみると…
このように、段差がなくフラットです。
なぜ刺繍用のはさみはこのような形状なのか、きちんとした説明を聞いたことはありません。
日本刺繍の糸は、刺繍面スレスレで切るので、段差が刺繍に引っかからないように、という配慮なのでしょうか。
私は刺繍用のはさみを手に入れる前は、普通のにぎりばさみを使っていましたが、その段差が気になったり、邪魔になった事はなかったので、普通のはさみでも問題ないと思います。
ただ、にぎりばさみは、百均でも売っているくらい、様々なお値段・品質のものがあります。
非常によく使う道具なので、なるべく良いものを選びたいですね。
刃が薄くて、よく切れるものが使いやすいです。
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